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今日はアザの中でも、早期治療が望ましい
【乳児血管腫(イチゴ状血管腫)】について書こうと思います😊
【乳児血管腫】とは
未熟な毛細血管が増殖してできる疾患です。
体の表面にできればイチゴの表面や色見に似た赤アザとしてみられます。
乳児という名前の通り、赤ちゃんのアザですが
生まれつきに認めるものは少なく、
生まれてから数週間以内に「湿疹かな?」「ひかっき傷かな?」っと思っていたら、
あっという間に赤みが強くなり、イチゴ状の表面を帯びたアザとなります。
その後も生後3か月まではどんどん大きくなる可能性があります。
3~4か月を過ぎると増殖スピードは遅くなりますが、
生後半年くらいまでは増殖が続きます。
【増殖期】
その後変化がない状態が続いた後、
1歳くらいがらゆっくりではありますが色が薄くなり、縮小してきて、
5歳~9歳くらいまでに消失するされています。
【退縮期】
一昔前は自然に消えるので、治療せず様子を見ましょうという
【wait & see】が主流だった時代がありました。
確かに、多くは自然に消えるとされているのですが
血管腫によっては跡が残ったり(瘢痕形成)、変形をきたす例があります。
特に気を付けなければいけない【乳児状血管腫】として
✔顔にあるもの(特に目、耳、鼻、口の近く)
✔範囲が広いもの
✔どんどん膨らんでくるもの
✔出血するもの
など
増殖力が強いイチゴ状血管腫は要注意です!!!
以前はレーザー治療でも増殖は止められず、ステロイドの内服、局所注射、全身投与なども効果が弱く、副作用なども懸念されなかなか良い治療法がありませんでした。
近年では【乳児血管腫】の【内服治療薬】である【ヘマンジオルシロップ】が発売され
瘢痕形成や変形を防げることができるようになりました。
ただし、治療開始時期が大事です!!!
急速に増殖する前から治療が良く、生後1ヶ月~2か月の間に内服治療開始するのが重要と考えています。
さらに【レーザー治療】を併用することで、治療期間、内服期間の短縮することができます。
赤ちゃんにお薬を毎日飲ましたり、病院に連れていくのって、ほんと大変です💦治療期間は短いに越したことはないですよね😊
1ヶ月検診でイチゴ状血管腫と診断さてたら、まずは専門の医療機関(もちろん当院でも大丈夫です!)に受診して相談して下さいね😊
👇Vビームによる治療の詳細はこちらをご覧ください。
http://yuko-clinic.com/treatment/vbeam/
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